Pythonによるデータの可視化 2
Data Visualization with Python 2


 pythonで読み込んだ2つのcsvデータを用いて作成したグラフを重ねて表示する。csvデータとして、 NHK特設サイト 新型コロナウイルス と 東洋経済onlineの 新型コロナウイルス 国内感染の状況 から、日別全国の実効再生産数(effective_reproduction_number.csv)をダウンロードする。 東洋経済onlineのデータは文字化けをしていたので、メモ帳で開いてエンコードをANSIにして保存し直した。
 次に、2つのデータの置いてある場所と同じディレクトリに読み込んでグラフ作成のPythonプログラムを 実行して得られたグラフは、以下の通りです。
No.vs.Re
ここで、東洋経済onlineのデータに合わせてx軸は2020年3月1日を起点としています。
実効再生産数の変化を追うように日ごとの感染者数の増減している様子が分かります。


最近の様子を調べるために、2021年9月22日からのグラフも作成しました。
No.vs.Re2021.9.22
実効再生産数は、上下動を繰り返しながら少しずつ大きくなっていることが分かります。 12月3日には1を上回ったので、第6波は既に始まっているかもしれません。

12月3日以降も実効再生産数は徐々に大きくなって、2022年に入ってからは、日毎の感染者数も急激に増えています。 No.vs.Re2021.9.22
作成したプログラムについては、 ここ をご覧ください。

東洋経済online 新型コロナウイルス 国内感染の状況 【2022年2月10日注記】によると、2022年1月1日からの実効再生産数の計算方法を変更している。 そこで、新たな実効再生産数を用いて最近までの様子を描き直すと、以下のようになります。
2020.3.1_2022.7.12