平成22年度 卒業研究
平成22年度
メンバー:高橋 大樹
研究テーマ
太宰治の生家『斜陽館』をJava3Dで制作する。
目的
青森県出身の文豪・太宰治の生家である『斜陽館』をCGで制作し、それらを複数の人に見てもらう事で、
青森県や太宰治に対して興味関心を持ってもらえるのではないかと思い、『斜陽館』を制作することにした。
制作物の説明
本研究において、『斜陽館CG』と『ルームビュー』を制作した。
詳細はリンク先に記載している。
斜陽館
・太宰治の生家であり、現在は太宰治資料館として、太宰治の文学資料や津島家の資料などが置かれている。
・青森ヒバをふんだんに使用されており、外観は和風、内観は洋風の和洋折衷の建築物でもある。
・建築物としても評価が高く、2004年に国の重要文化財に指定されている。
太宰治
・青森県五所川原市(旧金木町)に津島修治(つしましゅうじ)として生まれた。
・十代前半に作家を目指し、26歳の時第一回芥川賞候補となるが、落選。
・29歳から37歳に「走れメロス」や「斜陽」などを次々発表し、一躍有名になる。
・39歳の時、愛人と入水自殺し、太宰の誕生日に二人の遺体が発見される。
・数度の自殺未遂や破滅的、退廃的な作風から暗い印象を持ちがちだが、
ハッピーエンドで終わる作品や「畜犬談」のようにユーモラスあふれる作品も少なくない。
・パロディ作品や翻案作品も多数あり、「走れメロス」や「お伽草子」、「新ハムレット」などがそれに挙げられる。